打ち上げ花火。下から見るか?横から見るか?感想&考察
ネタバレ全開ですのでまだ見てない人はブラウザバッグ推奨。
私自身1回しか視聴していないため見逃したシーンなどもあるかと思いますので、意見頂けるとありがたいです。
[水晶玉について]
この物語のキーアイテム。効果は明言されていないがおそらく、パラレルワールドを創造するものだと思われる。
この玉がなぜなずなの手に渡ったのかは不明だが、死んだなずなの父が持っていた描写があるので関係はありそうか。最初にこの玉を投げた後の世界では、風車が逆回転になっていることや花火の形が変わったことから世界が変わったことが分かる。(まー他にも色々とおかしい点があるので丸わかりだが)
[なずなについて]
めっちゃガハラさんに似てるなあってのが第一印象。まず疑問に思ったのが、なずなは水晶玉の存在を知っていたのかだ。推測ではあるが、水泳対決の時に典道が勝つと分かっているような口ぶりや、最後の方での「次はどの世界で会えるかな〜」などの発言からなずなが既に水晶玉を使っていたことが分かる。となると、最初の世界が既になずなが作ったパラレルワールドという可能性が出てくるが果たしてどうだろうか。
急に歌いだしたよ〜の場面は分からないので誰か教えてください(T_T)
[祐介について]
劇中最初の世界ではなずなに誘われた時には嫌悪している描写があったが、前述の通りこの世界がパラレルワールドだとすると元の世界(なずなが玉を使う前の世界)では祐介はなずなのことをどう思っていたのだろうか。ここで、最後に典道が作った世界を見ると花火が丸くなり、風車も正しく回っていることから元の世界or典道が玉を使う前の世界に戻ったことがわかる。最後の世界では祐介はなずなのことが好きだと叫んでいることから元々好意は合ったものだと考えられる。
[典道について]
まず誰もが思うのが典道の声優さんの演技もうちょい何とかならなかったんですかね。キャラそのものの演技とか言われたら何も言い返せませんが、一般peopleの私には棒読みにしか見えなかったです。
まあそれは置いておいて、典道が水晶玉を使った際に前の世界の記憶が残っているのはぜだろうか。電車に乗っているシーンでなずなは前の世界の記憶について聞かれた際に全く覚えてないといった。(水晶玉については怪しい対応だったが。)
水晶玉の効果が前述のものと仮定するとなずなが劇中の前の世界で願ったのは祐介がなずなのことを嫌いになること。その前の世界では何を願いパラレルワールドを渡ってきたかは分からないが原作には書いてあるのだろうか。機会があれば読んでみたいですね。
あと最後の世界では、なずなはまだしも典道が消えたのが疑問ですね。私の解釈では、新たなパラレルワールドを作り出し移行したと思っていますが正直分かりません。。。
[疑問点]
なぜなずなの父が水晶玉を持っていたか。
典道はなぜ前の世界の記憶を引き継いでいるのか。
典道は最後の世界でいったいどこに行ったのか。
急に歌うよ^~は何を意図しているのか。
三浦先生の胸はなぜ小さくなったのか。
[感想]
打ち上げ花火を横から見るとどう見えるかという些細な疑問から始まったこの物語。
別名シャフ度と呼ばれる見下ろすような演出は見事でしたし、作画も綺麗で僕がシャフト好きなのもありますが、文句ない出来栄えでしたね。
不満を述べるとすれば登場人物がかなり幼く感情移入しにくい点や、ラストがハッキリしない結末は賛否両論あると思います。
酷評されている作品ではありますが、ぜひ自分の目で見て判断することをおすすめします。決して君の名は。の二番煎じではないためそこに気をつければ楽しめると思います。
PS なずなちゃん中学生とは思えない体でエッチだ...w